早いもので新年になって半月を過ぎて今月も大学のレポート提出が迫っていますが。。。
元旦に滑って転倒して右手手首を傷めて、予定していたペイントがとん挫。
たった半月の間にいろんなことがありました。
ちなみに、おみくじは大吉でした。
いろいろあったのですが、話を端折ると、年が明けてから着物を手に入れまして。
そこに使われていた染料が貝からとれる紫だということで、ここ数日、それに関して調べています。
履修中の科目のレポートとは一切関係ないので、またレポート出せないのかな・・・ (がんばる)
数年前に染の材料を取り扱う京都の会社からカタログを送っていただいたのを思い出して引っ張り出したり、友禅染めや染色、染料などについて調べていますが、今のコロナの状況で調べものに出掛けるのも躊躇する状況なので、手元の資料やネットが頼り。
なかなか核心に迫れず、結局別の本を買うことになりそうです。
こうした興味のあることから、今年は美術史、芸術史とかの学びに踏み込んでいこうと思っています。
ところで、今回購入したきもの、まだ家族に内緒なのですが、今月の自分の誕生日プレゼントと思って買いました。
そして、いつか大学の卒業式に着よう!と思って。
鼻先の人参です。
新年に和小物を買おうと思って呉服屋さんに行って、新春企画でスクラッチしたところ、着物が当たったというんですよ。
ただ、仕立て代が数万円かかるというし、気に入った着物を購入するわけではないので、お断りしました。
そのとき、数点出していただいたお着物が同柄色違いだったのが気になって。
型染めで色違いだったのか、それとも近年問題視されているインクジェット着物だったのか、この先追求する必要があります。
もう20年ほど前からあったというインクジェット着物も、いまは手描き友禅と区別がつきにくいほど技術が向上しているというんですね。
捺染(プリント)=裏は白 だから、裏からもプリントをかけているらしいし、パソコンでの設定でグラデーション(多色配色)が自然にできるようになったそうです。
着物と言えば手仕事だと思っていたのですが、職人さんが減っているんですね。
プリントも型染めの手仕事が機械になっただけ という考え方もできるかもしれないけれど、私はやっぱり手仕事の味が好きです。
生きている人間の生の匙加減ですよね~。
友禅染の滲みや配色は見ていて飽きないので、毎晩寝る前に着物を取り出して眺めてから寝ます。
これが癒し~。
ネット購入なので、仕立ての寸法とか品質とかもちろんお値段とか、いろいろ気になりましたが、専門学校の学生たちの卒業式にはいつもお着物で出席しているので、ある意味仕事着ですから、気に入った色柄だし・・・と思い切って購入して正解。
届いてみたら、しつけがついていました。
金彩や刺繍は一切使用されていないし、四十八茶百鼠とか奢侈禁止令みたいな色使いの抑えたおきものですが、ロイヤルパープルが見ても見ても飽きない色使いで、数日迷ってあきらめきれずに購入決定しました。
本来ならば呉服屋さんで仮絵羽や反物で素性を説明していただきながら納得して購入するべきでしょうけれど、こうして後から「これはなにもの?」と調べるのも面白いですよ。
そんな中でインクジェット着物の存在を知りましたが、そうした内容も色彩検定のお勉強と合わせてお伝えできれば と思って調べています。