ついに本日、全作品コンプリートしました!
コロナ禍での延期を経ての10月のはじめの開催、あのころはまだ夏物を着ていたのに、今日はセーターに厚手のジャケットを着ていて、七倉ダムのてっぺんでは帽子も飛ばされそうな強風と、雪が舞いそうな寒さでした。
時間が経って、紅葉が始まり、真っ盛りを迎え、今日はもう落ち葉の吹雪。
アートの秋を駆け抜けました。
これだけ通って、市内のあちらこちらを移動したので、だいぶ位置関係がつかめてきた頃に終わりとなりました。
あんなにどこだか分らなかったコタケマンさんの作品はとっても分かりやすい場所にあったのだと分かり、市街地のあちらこちらで山を見上げると、迷子になって引き返したりしながら辿り着いた鷹狩山山頂の展望台と【目】が見降ろしているではないですか!
その鷹狩山と明日香荘へは道がつながっていたのね!
ダムエリアに行くにも源流エリアに行くにも、迷子になったらファミリーマートが目印。
JRが主だった道を右にしたり左にしたりするから方角が分からなくなるけれど、あんがい道はつながっている。
そして、あんなに遠くて隣県に行ってしまうのではないの?と不安になった七倉ダムも、2度目の今日は近かった。
次回また開催されるとしたら、きっともっとスムーズに回れるはず。
そして、前回4回目の8割がた制覇したところで、各会場がなぜそこなのか、そしてどんな作品が意図をもって展示されているのか、そのコンセプトがふ~~っと見えてきました。
だから全コンプリした今日は、作品の見方が少し変わったかもしれません。
「ふ~~~ん?」 だった作品が、いまは意味が解る。
そして、楽しそうにそこに居て観て過ごしている自分がいました。
ありがとう、大町の自然。
ありがとう、北川フラムさん
ありがとう、皆川明さん。
ありがとう、スタッフのみなさん。
ありがとう、大町市の市長さん、市民さん。
ありがとう、国内画の作家さん。
ありがとう、一緒に走ってくれた愛車。
ありがとう、出掛けた自分。
もう一度、同じ作品を今の気持ちで観てみたいって思っています。
最初に戻ってもう一度。
パスポートはスタンプで埋め尽くされたけれど、パスポート提示で2回目以降は100円引きです。(屋外は無料な感じ)
いま思ったのだけど、屋外作品が無料 って、そうはいってもすごい手の込んだ立派な作品なのに、無料で観れるって凄くないですか?
会期終了しても保存される作品も幾つかあるそうですが、維持費もかかるでしょうに、無料って凄い親切ですよね。
こんなに通い詰めることになった発端は大学の学友さんに芸術祭開催を教えていただいたからなのですが、当初は履修科目のレポートのためと思っていました。
4回目で、どこかを越えた気がします。 不思議な感覚。
大学の学習も履修時間の目安があるけれど、必要な時間ってあるのだとつくづく実感しました。
レポートにまとめるので、あまり詳しくは記しませんが、来年度京都芸術大学の芸術教養学科の入学を考えていらっしゃる方の参考になればと思って、この行動を記しておきますね。
【手のひら芸大】ですが、コロナも落ち着いてきたので科目によって自身で行動して体感することをお勧めします。
そうすることで学びも理解も深まり、より視界がクリアーになり、ものの見方が変わります。
次回は遂に最後になるかな、夜間照明の作品を楽しみつつ、あずみの公園のライトアップも行ってこようかな。
ガソリン高騰の時期に、よう走ったよ(笑)
そうこうしていると師走が近付いてきますね。
そろそろレポートにまとめて、そして年賀状の用意もしなければ。。。
※今日、セントラルインフォメーションで5回目・・・と話したら、「2回くらいで全制覇する方もいて『疲れた~』と言っていたので、一日に数か所で何回かに分けた方がいいかもしれませんね」 とのことでした。
ゆっくりめの鑑賞ペースと言われましたが、平日はほとんど会場に人がいなかったのでできたことだと思います。ほんと、ゆっくり鑑賞させていただけました。
そして3:30くらいには帰路に就く。 秋の陽はつるべ落とし。