アートな秋が近付いています。

2024年08月30日

台風10号がゆっくりと迫りくる信州ですが、雨にかまわず、間もなく開催する「北アルプス国際芸術祭2024」の作品制作ボランティアに先月から参加しています。

英語はまったく話せないくせに、カナダ人作家さんとコミュニケーションを成立させるという、もう怖いものなしの離れ業。

ちゃんと話せなくてもなんとかなるもんだな~ なんて思う反面、ちゃんと話せたらもっと楽しいだろうにと悔やまれる(笑)

でも、その場に誰かしら英語が堪能な方がいらっしゃるので、「なんて?」と訊いちゃうのも平気になりました。

お陰で今は比較的活動的に動けて日々を楽しんでいます。



さて、大町市のボランティアから帰宅したら、封筒が届いていました。

先日、(公財)日本手芸普及協会の第6回トールペイント日本展へ応募したのですが、1次審査を通過したとのことで、次は指定日に届くように作品を発送します。

その前に、作品の説明を100字以内にまとめなければ。


コンクール出品は今回が最後・・・と思って制作した作品です。

もっとこうすればよかった・・・っていう想いはありますが、それも実力のうち。

まずは忘れないように発送しなければ。




北アルプス国際芸術祭の方も、準備段階から現場で様々な方とコミュニケーションが取れて充実しています。

会期中はお友達を誘って山姥レストランにも行く予定。

来月からまた忙しくなります(*‘ω‘ *)


  


Posted by ~AZUR~ at 11:01Comments(0)北アルプス国際芸術祭

志村様の講演と面会

2023年05月20日

今年度の地域づくり推進研修で塩尻市の長野県生涯学習推進センターに行ってきました。





ダイアログの代表理事 志村様の講演とワークショップです。

今後に繋がりそうないい感触を得ました。

また進展があればご報告しますね。
  

北アルプス国際芸術祭に感謝!!

2021年11月21日

今日が最終日となった第2回北アルプス国際芸術祭。



京都芸術大学のレポート提出課題の一つとしてイベントに通ったのがはじまりでしたが、既にロスです。。。



最初は現代アートになじみが無くて、なにをどう鑑賞したらよいのかわからずに、とにかくスタンプラリーもあるし・・という感じで作品を回っていたけれど、4回目あたり(半分ほど鑑賞したあたり)でフッと気づいた瞬間がありました。

あの日は屋外鑑賞中に地元の方が話しかけてくださって、その場所のことや風景や大町市のことを暫く聞かせてくださいました。

それで、「あ~、そういうことだったのか」 と、公式本を読んでも伝わってこなかったことに触れた気がして、それまで巡った作品の意味が急に腑に落ちた日でした。

それから急に、どの作品も、どの風景も愛おしくなって。

計6回通ったけれど、私にはそれだけ必要だったと思います。

これだけの企画と準備・運営してくださった実行委員会の方々や地元の方々、ボランティアさん、そして北川フラムさん、皆川明さんに感謝の思いです。

都合や仕事で先週が最後になってしまい、最終日には行けなくてほんとに残念。

お疲れ様でした!! って、皆さんと握手してお礼を伝えたかったです。



いま、この2か月近くを振り返りながら28日提出締め切りのレポートを書き上げ、添付する写真を選びながら思い出に浸っています。

近年、ご当地芸術祭が流行っているけれど、こんな近くでいいタイミングで参加できてよかった。

この芸術祭はほんとにオススメでした。

芸術祭って、芸術作品とかみるんでしょ?  と言われますが、この芸術祭は実に奥が深かったです!

どうしてこんなにあちこち移動するの? と苦戦した市内マップの攻略も、いまなら「あそこじゃなきゃダメだったんだよ。ほんとに的確ないい場所見つけたもんだ」よ  と感心しきりです。

こんな見せ方してくるの、さすがだな~! と思う。

美術館で有名な絵画鑑賞をするのもよいけれど、私には今回の方がずっと衝撃的でした。

会期終了に伴い、もう二度と出会えない作品が大半です。

こんなロス感、ハンパない。

だから余計に心にしっかり焼き付いて、しがみついて、次にまたやってくるであろう新たな出会いに期待しています。


あの時の地元の方が「ほかの季節にも来てみてくださいね」 と仰って下さったのが印象的でした。




今年は春の奈良井宿に続き、長野市以外の見知らぬ土地に赴くことでいろんな見方が変わったし、これまでとは変化の年になった気がします。



毎朝更新されたFacebookの動画がもう更新されなくなる っていうだけでも淋しい。

秋のせいかな。

次回はボランティアで参加したいです!





  

北アルプス国際芸術祭5回目

2021年11月10日

ついに本日、全作品コンプリートしました!
コロナ禍での延期を経ての10月のはじめの開催、あのころはまだ夏物を着ていたのに、今日はセーターに厚手のジャケットを着ていて、七倉ダムのてっぺんでは帽子も飛ばされそうな強風と、雪が舞いそうな寒さでした。
時間が経って、紅葉が始まり、真っ盛りを迎え、今日はもう落ち葉の吹雪。
アートの秋を駆け抜けました。

これだけ通って、市内のあちらこちらを移動したので、だいぶ位置関係がつかめてきた頃に終わりとなりました。




あんなにどこだか分らなかったコタケマンさんの作品はとっても分かりやすい場所にあったのだと分かり、市街地のあちらこちらで山を見上げると、迷子になって引き返したりしながら辿り着いた鷹狩山山頂の展望台と【目】が見降ろしているではないですか!
その鷹狩山と明日香荘へは道がつながっていたのね!
ダムエリアに行くにも源流エリアに行くにも、迷子になったらファミリーマートが目印。
JRが主だった道を右にしたり左にしたりするから方角が分からなくなるけれど、あんがい道はつながっている。
そして、あんなに遠くて隣県に行ってしまうのではないの?と不安になった七倉ダムも、2度目の今日は近かった。

次回また開催されるとしたら、きっともっとスムーズに回れるはず。
そして、前回4回目の8割がた制覇したところで、各会場がなぜそこなのか、そしてどんな作品が意図をもって展示されているのか、そのコンセプトがふ~~っと見えてきました。
だから全コンプリした今日は、作品の見方が少し変わったかもしれません。
「ふ~~~ん?」 だった作品が、いまは意味が解る。
そして、楽しそうにそこに居て観て過ごしている自分がいました。
ありがとう、大町の自然。
ありがとう、北川フラムさん
ありがとう、皆川明さん。
ありがとう、スタッフのみなさん。
ありがとう、大町市の市長さん、市民さん。
ありがとう、国内画の作家さん。
ありがとう、一緒に走ってくれた愛車。
ありがとう、出掛けた自分。


もう一度、同じ作品を今の気持ちで観てみたいって思っています。
最初に戻ってもう一度。
パスポートはスタンプで埋め尽くされたけれど、パスポート提示で2回目以降は100円引きです。(屋外は無料な感じ)

いま思ったのだけど、屋外作品が無料 って、そうはいってもすごい手の込んだ立派な作品なのに、無料で観れるって凄くないですか?
会期終了しても保存される作品も幾つかあるそうですが、維持費もかかるでしょうに、無料って凄い親切ですよね。

こんなに通い詰めることになった発端は大学の学友さんに芸術祭開催を教えていただいたからなのですが、当初は履修科目のレポートのためと思っていました。
4回目で、どこかを越えた気がします。 不思議な感覚。
大学の学習も履修時間の目安があるけれど、必要な時間ってあるのだとつくづく実感しました。
レポートにまとめるので、あまり詳しくは記しませんが、来年度京都芸術大学の芸術教養学科の入学を考えていらっしゃる方の参考になればと思って、この行動を記しておきますね。
【手のひら芸大】ですが、コロナも落ち着いてきたので科目によって自身で行動して体感することをお勧めします。
そうすることで学びも理解も深まり、より視界がクリアーになり、ものの見方が変わります。

次回は遂に最後になるかな、夜間照明の作品を楽しみつつ、あずみの公園のライトアップも行ってこようかな。
ガソリン高騰の時期に、よう走ったよ(笑)
そうこうしていると師走が近付いてきますね。
そろそろレポートにまとめて、そして年賀状の用意もしなければ。。。



※今日、セントラルインフォメーションで5回目・・・と話したら、「2回くらいで全制覇する方もいて『疲れた~』と言っていたので、一日に数か所で何回かに分けた方がいいかもしれませんね」 とのことでした。
ゆっくりめの鑑賞ペースと言われましたが、平日はほとんど会場に人がいなかったのでできたことだと思います。ほんと、ゆっくり鑑賞させていただけました。
そして3:30くらいには帰路に就く。 秋の陽はつるべ落とし。