濃霧

2019年12月31日

2019年、本当にいろんな出来事、出会いがありました。

公私ともに無事に一年を終えられますこと、皆様に心から感謝申し上げます。

この濃かった一年は、3年くらいに感じます。

今年のはじめは販売した作品のリペア依頼と、インフルエンザからかな(笑)
新しい名刺作ったね。
そして、企業で一般の方を募集してのカラー講座開催。(AZURとしてではなく、社員としてですが)
3月はAFT色彩検定協会主催のCIC(カラーイメージコーディネートセミナー)の宮内博実先生の講座を再受講。今年はこれを教材に使わせていただいて、専門学校の学生たちにも色から受けるイメージ構成を学んでもらっています。
4月からは黒木学園カレッジオブキャリア様とトータルデザインアカデミー岡学園様での授業も始まり、そのころ、昨年写真撮影した雑誌『ペイントクラフト』が発売されて、4月・5月には日本手芸普及協会の設立50周年記念作品展のためのハートドロップのペイント講座を開催、そしてオリジナル作品『anniversary』を描きあげた作品展が東京であって、そのころに追突事故に遭いって治療の毎日が始まり、夏には旅をしようと思っていたのに、なにをしていたんだろうか?重い腰を上げてパソコン教室に通い始め、11月には日本手芸普及協会第4次ペイント指導員養成講座の聴講へ。そしてそしてぎっくり腰を抱えて帰ってきたと思ったらすぐ親の看病が始まり、12月にかけては宿題の作品製作に追われながら、そして新潟へワイエスの旅へ。年賀状も描き上げ、今年も終了です。


さて、大晦日の今日は、こんな一年の締め括りを兼ねていつもの整体へ行きましたが、朝から霧が濃くて、ヘッドライトを点けて走りました。

仕事柄というか、興味というか、こんな気象条件の中を走る車の状況を観察してしまいました。

霧の中での点灯率、目視できる車体色、判別できる距離感、ヘッドライトやフォグランプの色、LEDの発光効果・・・

本当なら距離を測ったり、明るさを計測したりとできればよいのですが。



きっと、世間一般では 『カラーを扱う仕事』 というと、パーソナルカラーを連想されるのですが、そっちじゃなくってごめんなさい。

風水も占いもやりません。

まだまだやりたいことがいっぱいで、来年も楽しみです。

春にはまたたくさんの出会いも待っています。

なかなかゆっくりとペイントしていられる時間も無くなってしまいましたが、細々とおうちlessonは継続しております。

来年もトールペイントに興味のある方、 或いは色彩に興味のある方からのお問合せお待ちしております。


この一年、ほんとうにお世話になりました。

来年もご愛顧のほどよろしくお願いいたします。

皆々様のご多幸をお祈りしております。

よいお年をお迎えください。


2019AZUR


  

トールペイントの年賀状

2019年12月29日

年の瀬迫ってようやく年賀状を描きあげました。

もちろん、今回もトールペイントの絵柄です。

毎年お送りしている方々には 『なんだ、この怪しいキャラは?』 となっているかと思いますが(笑)





11月に出席した日本手芸普及協会の第4次ペイント指導員養成講座でポートフォリオを持参した際、過去の年賀状も入れておいたのですが、参加の方々に「年賀状っていいね!」と仰っていただきました。

ペイント作品というと、板だったり箱物だったり と、飾るものが多いかな と感じますが、飾るだけでなく、せっかくだから「描ける」というペイントテクニックをもっと様々なことに活かして応用できるんじゃないかな という遊び心の発想です。



ちなみに、以前(トールペイントの教室を始めたころ)は、自分の名刺にもペイント作品を印刷して、「こういうのを描く人なんですが」というのをお伝えしていましたが、去年作り直したものは教室名と名前と電話・E‐mail程度に留めたシンプルなものにしています。

名刺は対面なので、自己紹介は口頭で済みますもんね♪



そして、今回Windows7のサポート終了で買い替えた新しいPCの描画機能をちょっとだけ使ってみました。

まずははがきサイズの白木素材に図案とペイントを施し、それをあ~してこ~して、PC画面で手を加え、年賀はがきに印刷しているという、毎年、実はちょっとだけ手の込んだことをしている年賀状ではあるのです(笑)

PCペイントを施す前の原画は案外シンプル(手抜き?)ですが、毎年干支のキャラクターを描き起こしているので、12年続けると一つのキャラクターシリーズが出来上がる予定です。

一気に12枚いっちゃってもいいはずなのですが、今回で4枚目っていう、実にマイペースで進んでおります(笑)

クリスマスを待ちわびてちょっとずつ食べ進めるシュトレンの如く。

そして年末が迫ってくる、この時期の年中行事のように。

年賀状に着手するとき、それは授業もなく、仕事納めや忘年会も済んで、ようやく家でホッとしてペイントを楽しむ時間。

予定では60歳になる前にはコンプリートしますが、そのころにはPCの技術も今とまた違っているのかもしれませんね。

でも、我が愛する手書きは変わらない・・・!



さてと、大掃除はじめよう!




12月は家庭の都合で急遽おうちlessonをお休みさせていただきました。

生徒さん皆様には大変ご不便おかけして申し訳ございませんでした。

年明けのおうちlessonの予定は年賀状、LINEでもご案内しておりますが、下記の予定です。


水曜:8日、22日 (15:00~)
金曜:17日、31日 (13:00~)


1月、2月には昨年同様に2回連続のカラーセミナーを開催します。

そちらはまたご案内しますね。





  

高速片道3時間、現地滞在2時間の旅!

2019年12月27日

空いた時間が取れたので、思い切って新潟の旅へ。

目的は2020年1月19日まで新潟市美術館で開催されている【アンドリュー・ワイエス展 オルソンハウスの物語】を観るのと、日本手芸普及協会の指導員養成講座で同期のH先生の作品展を観に。


10年以上行動を共にしている相棒(車)が今年は交通事故に遭いましたが、諸々の修理を行って、リハビリを兼ねた片道3時間、高速乗りっぱなし&日帰り往復!夜には忘年会参加!! の強行軍。


うん、行けるものですね





道中、初めて見る景色や久々の海に心躍らせて、幾つものジャンクションにドキドキして走りました。


行きの高速を降りたとき、カーナビが高速料金を告げた金額が実際にはその倍額になっていて10年の年月をびゅ~~んと飛び越えた気がして、一瞬気絶するかと・・・。(帰りはなぜがほぼ合ってたのが不思議)



美術館で合流したH先生とは、アドバンスプログラムや先日開催された第4次指導員養成講座の聴講でもご一緒だったし、課題提出に関してお互いに励ましあっていました。

この歳になって、こうしていい仲間に出会えるのも、日本手芸普及協会での講座のお陰なんですよ。



さて、ワイエス展ですが、もう随分前、彼が存命のうちから魅了されているのですが、いかんせん、画集でしか見たことがない。



「その水彩のタッチはどうなってるの?」

単純にその興味からでしたが、これ、巡回展で、もう春に東京で開催されたことを知らず、この新潟を逃すと更に遠くへ行ってしまう。


「いま観に行かなかったら、一生後悔する気がする」


居ても立っても居られない気持ちで、高速片道3時間、現地滞在2時間の旅! に。

疲れたけれど、疲れた気がしない、むしろモヤモヤが解消されて、すっきりしました。

モヤモヤっとするストレスは溜めないようにしているのです。


展示会場にはそれはたくさんの習作が並んでいました。

一つの作品を描くために、いくつもいくつも。

「あ~、こうして一つの作品が出来上がっていくんだな・・・。」  と。

そしてオルソンハウスの息遣いを味わってきました。

そこにいた人、もう誰もいない場所。 


行ったことないオルソンハウスだけれど、そこに一緒に佇んでいるようでもあり、知らないはずの人達が居なくなった淋しさを感じたり。

絵の鑑賞の仕方は人それぞれだけど、  私の心に響く絵  って、こういうことだな  と。 



そんな今回の展示作品が掲載されている画集を購入してきました。

お正月にゆっくり見直そう と楽しみに思っています。



さて、そこからほどなくの会場で、H先生の作品展が開催されているので、そちらにも立ち寄り、拝見しました。

自分とは違ったタッチの作品。

トールペイントって、同じ図案でも描く人によって違った作品にもなり得るところが素敵です。

短い時間でしたが、こちらも堪能させていただきました。



ほんとに短い滞在時間でしたが、大変そうなことも思い切って乗り越えると、後はなんでもなく感じるものですよね。

そして段々と怖いものが無くなっていく ・・・(笑)

今年の締め括りとなるよい旅になりました。








  

AFT色彩検定テキストが改訂されました

2019年12月27日

協会から改訂版の新しいテキストが届きました。




さっそく中身を確認して、来年度の教材購入申請を行っています。

どこが変わったのか  というと

まず、サイズが若干小さくなったのと、表紙カバーがつきましたね。

私は大概、表紙は外してしまうか裏返してつけておきますが、これから10年持ち歩く となると、ちょっと考えちゃいますが、ここから数年は訂正が入ったりすると思われるので、来年も買いなおすかもしれません。

中をめくると・・・


ざっくり言えば、


3級は色彩学の基礎なので、さほど変わりません。

ただ、2008年に改定になった時のように、3級には現行の2級内容が一部下りてきました。

そしてそこは1級2次試験にもかかわってくるところです。


大幅に変わったのは2級テキストですね。

当然、現行の2級内容が3級に下りたということは、2級には現行の1級内容が加わりました。

さらに、これまでも少しありましたが、巻頭にユニバーサルがきています。

これはUC級への布石となる、そして2級内容を知ることそのものの導入部になるところと思われます。

全般に  2級がさらに難しくなった! という第一印象でした。

でも、実社会で色彩の知識を活かす というテキストになったと思います。

配色やイメージ、その他諸々を楽しみながらトレーニングしていこう!  という感じです。

増えた部分があるということは、テキストが厚くなったのか?! といえばそうでもなく、むしろプロダクトが無くなったので、これはきっと1級に移行されたんでしょうね。

1級テキストはまだこれから発送なので、ちょっと中身はわかりません。

私が受け持つ専門学校では3級・2級までは授業で行い、受験できるよう進めていきますが、1級までは授業時間が与えられていないので、個別対応になります。

ただ、1級受験を目指している学生はいまのところ1次の合格率は100%です。

2次の実技試験は特にテキストは無いので、今後も内容は同じ方向ではないかと思います。

今年の結果がどうかな~  受かっているといいけどな~ という結果待ちです。


この冬休みの間と、春休みの間に、新テキストの読み込みをして、要点まとめておこうと予定しています。



  

Posted by ~AZUR~ at 09:45Comments(0)色彩検定カラーJob

10年の物語の終了

2019年12月23日

今年も残り少なくなってきましたね。

出掛けて行く年内のお仕事は一段落して、駆け抜けてきた今年を振り返っています。

記憶に残らないくらい爆走しました。

一年が三年くらいに感じています。



お陰様で、今年は4月からのカラーのお仕事先が増えました。

ちょうど学校様にお世話になるようになって10年。

たくさんの出会いの中で、試行錯誤しながら過ごしてきた月日でした。

色彩検定1級を取得して、カラーデザイナー講座に参加して・・・おうちlessonだけじゃなくて、新たなお仕事をお引き受けすることになってからずっと相棒だったpcも、この10年という月日の間にWindows7のサポート終了に伴って遂に代替わりすることになりました。

ノートでしたが、すっごく充実した機能を備えていたので、重かった!!

何度、東京へ行くバッグの中に入れて歩いたことか。

重ねて言う。  重かった!!!

でも、私のそのPCを知っている方に今日も言われましたが、『いいPCでしたよね』 。   はい。

お陰様で、誰に習ったこともないけれど、教材も作ったし、あれもこれもとこなしてきましたよ。

でも、機能が充実していたのがアダになって、Windows10に対応できなかったんです。

致命的で、だから諦めがつきました。

壊れてないのに新しいものを買う   っていう性分じゃないんですよね。

でも、今度はタブレットにもなる、数年前から欲しいと思っていたものだし、10月に新しいモデルが出たばかりなので、『時期が来たな』と思いました。

『時期が来た』

これ、いつも向こうからやってくるんですよね。。。。




今年になってずっと、【しいたけ占い】 を毎週楽しみにしているのですが、2020年上半期占い が出ました!

これまでの10年   っていうものに対して、転機がやってくるそうです。

そして、「過激なオタクに戻る。生まれ変わった私に怖いものはない!」 ですと!


そうなんだ・・・  そういう時期が来たのか・・・  などと、来年に想いを馳せています。



そもそも30~40代の記憶も何をしてきたのか、頭からはスッポリ抜けている気がして、なんだろう? 10年とかいわれても無駄に過ごしてきちゃったのかな? と不安になることもあるのですが、備忘録のように残してきたblogのお陰で、随分変化があった10年だったんだと、人は10年あったらこんなドラマチックに人生を泳いでいけるのだと、ちょっと嬉しく思えるのです。

ちょうど年齢的にも節目の歳に。

最近は歳を訊かれれば躊躇なく答えます。

50歳っていう年齢って、好きです。

20代は世間知らずなまだまだ子供。

30代は流されて精一杯。

40代は土台作り。

50代は60までの充実を楽しめそう。

色んなお仕事を経験してきて、どれも無駄じゃなく今を成している。

これまでの時間や出会いに感謝しつつ、まだまだやりたいことがあるので、また波乱万丈そうな来年を楽しみたいと思います。


残り少ない今年の時間、引き続きご愛顧賜りますよう☆
  

Posted by ~AZUR~ at 23:24Comments(0)トールペイントカラーJob

ぞくぞく合格しております

2019年12月09日

11月に実施された色彩検定の合否結果がネットで発表されています。

AFTのサイトで受験番号を入力すると確認できます。

去年からかな?

私が受験した当時は、結果通知は当然ハガキでした。

開けるのが怖くて、息子に開封してもらったのを覚えてます。


数年前まで、『クリスマスプレゼントだよ』なんて言ってましたが、便利になって、早く結果を知ることができるようになりましたね。

受け持ちの学生からは、少し前に先に発表になった1級1次合格の知らせが、そして3級は明日以降順次結果を聞くようになりますが、今回受験したおうちlessonの方からも3級合格の知らせが来ました!


今後是非2級にもチャレンジしていただきたいです。

色彩検定で学ぶことは、COLORの世界を知るだけでなく、それと繋がる様々なジャンルの扉を開くことになります。

目を向ける世界が拡がりますよ!



  

Posted by ~AZUR~ at 18:11Comments(0)色彩検定カラーJob

発送しました。

2019年12月04日

試練だらけで結構な戦いでしたが、見切りをつけて本日3作を発送しました。

じっくり熟成している時間がなくて、どれも途中だし、やけくそに処理した状態で、谷口先生の評価コメントを頂戴するにはおこがましのですが、せっかく参加したのだし、久々にお題を頂戴しての有意義なlessonだったので。

やってみて今後の課題をしみじみ感じました。

来年また開催されるトールペイント日本展の製作に活かしたいと思います。






やっと 一息つけそうです。





  

テキスト予約開始

2019年12月02日

10年ぶりにAFT色彩検定のテキストが改定されます。

私は現行品の前のものから使っているので、来年は各級とも3冊目になります。

まとめて3~1級を購入するので、目を通すのも大変になりそうですし、内容に従って、授業の構成も練り直す必要が出るかもしれません。



本日より改訂版の予約受付が開始されたので、さっそく申し込みしました。

先に3~2級が発売になるようです。  

予約されたい方は下記からどうぞ。

https://www.aft.or.jp/news/detail.php?id=182

  

Posted by ~AZUR~ at 23:36Comments(0)色彩検定カラーJob