トールペイントの水曜レッスンのご案内

2023年02月15日

コロナ禍でおうちレッスンをおでかけレッスンに替えて、おたのしみレッスンは休止継続中ですが、おでかけの水曜レッスンは開催しています。

すっかり不景気の只中で、新しいモノを購入することに躊躇する昨今、いまこそトールペイントでモノを蘇らせる生活にシフトするチャンスです!

トールペイントの素材は木質は勿論、金属、ガラス、布、プラスチックなど、あらゆる素材にペイントを施すことができるので、リメイクに最適です。

水曜日(月2回)、  長池エムウエーブ東のトキワ様の住宅展示場内で14:00~17:00の間でご利用いただけます。

(公財)日本手芸普及協会のカリキュラムも受講可能ですが、自由におたのしみいただけるよう内容はご相談いただけます。



また、カラーコーディネートに関わる知識もご提供できます。

資格試験へのご相談、カラーイメージコーディネートのレッスン(団体可能)など、ご相談を承ります。

お問い合わせはメッセージからお願いします。

  


ボンボニエール

2022年12月10日

日本手芸普及協会ペイント部門設立20周年記念のボンボニエール制作が終了しました。

生徒さんの作品とともに、受付指定日に間に合うように発送します。

今回の作品は初の誌上作品展とともに、協会のホームページ、またはInstagramのいずれかにて掲載していただけるそうなので、私はInstagramに掲載希望しました。

プロカメラマンに撮影していただくと、どんな風に見えるのかが楽しみです。


制作にあたっては 「ボンボニエールとは?」 からスタートしました。

図書館から素敵な本を見つけたのでご紹介します。

『皇室のボンボニエール』扇子 忠監修 阿部出版株式会社発行 2009年5月10日初版第1刷発行


Amazonで増補新版も出ています。

これまでの人生ではご縁の無い「ボンボニエール」という言葉と指定のガラス容器まで、なかなか悩ましいお題でありましたが、生徒さんとともに正解のない絵付けを楽しんで制作しました。

ご覧いただける機会がやって来ましたら、またご案内いたします。



今回の指定素材は焼成可能な素材だったことを後になり知りました。

たぶん、キルンアートの方から購入できると思います。

来年は白磁もまた少しやりたいと思っていますので、ご興味のある方はメッセージからどうぞお問合せをお待ちしております。


  


第5回トールペイント日本展 一次選考通過

2022年09月08日

8月に描き上げて応募した作品が一次審査を通過しました。

今回の応募数はA部門(オリジナル作品)103点、B部門(アレンジ作品)42点、C部門(白磁ペイント作品)9点、D部門(ジュニア作品)9点で、応募総数163点でした。

白磁ペイントが少ないですね。

ちなみに前回の第4回トールペイント日本展の1次応募数はA部門(オリジナルデザインによる作品)が116点でした。

その他B部門(既存のデザインによる作品など)は38点、白磁ペイント部門に12点、ジュニア部門に14点。

今回はAからB部門の応募へ入れ替えた方がいたのでしょうか?



白磁は素材や絵の具が特殊であることや、焼成環境を備えている教室が近くにあるか・・・ということも影響するかもしれませんが、白木素材と同様にトールペイントのひとつの素材として楽しめます。

ウッドショックで白木が高騰、そしてコロナ禍やロシア・ウクライナ紛争の影響が輸入の絵の具や筆の入手に大きく影響している昨今、白磁ペイントは素材も絵の具も完全国内生産ですので、安定して入手可能ですし、ペイント・焼成した作品を飾るだけではなく、日常使いに楽しめて、よりご自身のペイントライフを身近なものにすることができます。

「次の日本展まで2年もあるから・・・」

いつもそう思うのですが、私はなぜかいつもギリギリの8月に制作なってしまいます。

とはいえ、今回はちょっと「次回は白磁もやってみようかな」という気持ちも芽生えています。

AZURには焼成の電気炉がありますので、白磁ペイントを楽しんでいただけます。

第6回への出品を目指してみてはいかがでしょうか。

ただ、残念ながら現在自宅におけるおうちlessonは行っておりません。

別会場でのおたのしみレッスンは絵の具の入荷が安定しないことと、絵の具を共有するため中止しております。

絵の具を完全個人所有でレッスンにご参加いただける方のみ実施しております。

絵の具代の高騰も徐々にでておりますが、絵の具を購入される場合について、次回ご案内いたします。



画像は第4回トールペイント日本展の協賛社賞受賞作品 《LOTUS ー糸ー》



2次審査は現物審査になりますが、受付がたった1日!
日付指定での発送を確実に行わないと、ただ送っただけになってしまうので要注意です。

  


白磁にペイント

2022年09月02日

15年以上前に日本手芸普及協会からペイント部門向けに始まった白磁ペイントというものがあります。

もっと遡ると、ポーセラーツというクラフトが日本ヴォーグ社であります。

ポーセラーツは絵柄をコラージュして白磁に焼成するのですが、その中の一部、絵の具を用いた絵付けのテクニックを白磁ペイントとして日本手芸普及協会のペイント部門に案内があったのです。

白木や布もいいけど、日常使いできる食器へのペイントはいかがでしょうか? そういう素材もありますよ。。。というもの。

AZURはその白磁ペイントアソシエイツメンバーに登録しています。

先日、いつものように白磁カタログが届いたのですが、ふと、「あれ?どんな立場になっているのかしら?」と気になって、日本手芸普及協会とキルンアートへ問い合わせをしました。

年会費、払っていたんですって!! (引き落としで)

そうだったんだ!  という驚きとともに、これは使わなければいけない と思いなおして、絵の具の買い替えなどを検討中です。

AZURには絵付け用の焼成炉があるのです!

白磁ペイントはトールペイントのテクニックで白磁に絵付けできるのですが、ポーセラーツのように絵柄の転写紙はあまり使えません。

でもその分、根っから描くのが好きな方にご利用いただけます。 (無地系転写紙はご利用いただけます)

アクリル絵の具とは違った面白さを味わってみてはいかがでしょうか?

トールペイント日本展関連が一段落したら、久々に体験会などやってみようかな? 
















白磁ペイント関連だけでも、たくさんの過去の画像がありました。

やったね~、それぞれに思い出があるな~。

  


20周年イベント『お祝いのボンボニエール』開催!

2022年08月21日

日本手芸普及協会のペイント部門が設立されて、なんともう来年が20周年となり、『お祝いのボンボニエール』が企画されています。



ついこの間、5周年記念イベントや10周年・・・なんてやったでしょ と思っていたのですが、時の経つのは早いものです。

5周年記念が『花・花・花』だったかしら?

そうです!

このblogの2008年9月とか10月頃に、その5周年記念イベント『花・花・花』への出品作を生徒さん方と制作していた記録が残っています。

あの頃はイベント作品に参加するのが精いっぱいでしたが、振り返ればいろんなことがありましたね。

コロナ禍で皆さんが集まってのレッスンもままなりませんが、節目の記念作品はまたなにかお題を頂戴するかと思うとちょっと楽しみです。

手元に残るオリジナル作品があまり無いのですが、こうした作品展に出品した作品は手放すことなく残っています。

そんな作品が少しずつ増えています。



ところで今回、トールペイント日本展への出品作を描き終わってふと思ったのですが、過去作と並べてみて一貫して 「あ、これAZURさんとこの作品だね」 と気づいていただけるかしら?

『私らしさ』 はあるのかしら?

そんなことを思ってみました。





日本手芸普及協会のペイント部門は20周年を迎えますが、日本手芸普及協会はもう53年・・・

手習いから始まり、生涯学習へと発展してきました。

ペイントによるリメイクはSDGsにもつながります。

『絵心が無いから・・・』 とよく言われますが、図案があり、指示書画あるので絵心が無くても絵付けができる気軽なクラフトから始めてみませんか?

ご興味のある方はメッセージをいただけばご案内差し上げます。








  


視点

2022年06月24日

AZURは(公財)日本手芸普及協会のペイント指導員資格を有していますが、カリキュラムに着手したのは2003年頃です。

こうして数字にしてみると、もう20年に迫っていることに驚きます。

多くの方々にご利用いただき、イベントなどではたくさんのかわいい作品にも囲まれました。

振り返ればほんとうにありがたい経験をさせていただいてきました。







直近10年ほどでも、ほんとうにいろんなことがありましたね~。



このナガブロを通じてケーブルテレビの取材依頼をいただいた時は、大変失礼ながら「怪しいメールだ」 と思ってしまいましたが、まさかTVで放送していただくことになるとは思いもせずでしたからお許しください。

あの時、インタビューであらためて自分の言葉を発したことで想いが進路に変わりましたから、当時取材をしてくださったお二人にはいまでも感謝の気持ちでいます。

通過点のようで、分岐点だったかもしれません。

ペイント雑誌の掲載も私の後押しになり、いまがあります。


そんなこと、きっと多くの方々にもあるでしょうね。

だからペイントや色彩学を通じてお近づきになった方々がAZURを通過点にされるか、分岐点にされるかを見守らせていただいています。



がんばれ!



さて、そんな2003年頃に着手し始めたカリキュラムですが、当時と現在では作品の内容がボリュームアップしたり、若干作品が入れ変わっています。

(公財)日本手芸普及協会の各ステップ認定基準は技術の習得になり、各作品ごとに履修するべき課題が設けられているので、『テクニックを学びながら身につける』 ことができますが、逆にいえば身につかなければ認定にならないということでもあります。

AZURは2つの協会のカリキュラムを受講しましたが、その点が団体によって異なるな~ と実感しました。

『テクニックを押さえた課題作品を描けば、どんな作品でも構わない』 という団体もありますが、(公財)日本手芸普及協会のカリキュラムは『テクニックを履修しながら忠実に模写する』 ことを求められます。


(あともう1冊ブルーのファイルがありますよ。)

そういうと、生徒さんにばかりプレッシャーをかけていそうですが、指導員養成講座に参加した際には 『本部試験で認定できない見本』 も見せられるので、指導する側の力量も問われているんです。


カリキュラムは【本科】 【高等科】 【講師科】 とステップは分かれていて、各科教材は指定されていますから、レッスン料を除く受講に必要な金額は明らかですし、各科を終えるごとに認定登録をすることになります。

でも振り返れば、AZURの生徒さん方、みなさん【本科】は受講済でカリキュラムやお好きな作品を制作されていますね。

以下に、(公財)日本手芸普及協会カリキュラム作品と、お楽しみ作品の一部を掲載します。 ※作家作品の模写作品です。








やっぱり基礎は先に押さえた方が後が楽ですよ。

でもこの各科の目標を見ても解るように到達点の目的(シラバス)が示されているので、すべてを習わなければならないというわけではありません。

(公財)日本手芸普及協会では作家デザインのお楽しみ作品もたくさん設けていますので、日常から少し離れて息抜きをしながら、飾りたい作品を制作していただくことができます。

【講師科】は絵の具の種類やテクニックも独特の作家作品になっていて、ニュアンスをつかみ取って表現するにはそれなりの努力が必要になります。

「講師になる」 というまなざしを持つこと も必要になりますね。

そこで向き不向きも出てきます。

よくいう 「アーティストか、指導者か」 ですね。

AZURは自由に描きたいものを描きながら、大勢の人前で話すことや人のタイプを見ること、何ができないかを見極めること などたくさんのことを学ぶ機会をずっといただいてきました。

そして、まだまだ興味は尽きずに学び続けています。

ペイントを通じても視野が広がりますし、学んだことを次に提供できるようにと思っています。




さぁ、今回は最期にこれだけはお伝えしておきます。  「【講師科】は、レッスンに来てれば取れる資格じゃない」

厳しいですが、取った先を見据えている人のステップです。


ご受講お待ちしております。







  


サンタクロースがやってきた

2020年12月25日

雪がちらつくクリスマス。

こうして一日、また一日と今年が終わっていってしまうのですが・・・

まだ年賀状の原画が完成していない・・・。




この年末になって、昨年同様のこの時期恒例になったかのようなギックリ腰で、長い時間座っていることができず、下書きが出来たところで一休み。

仕事の合間なので、それだけで一日が終わってしまいます。




なので、今年も!  元旦には届きません。





まぁ、こんな年ですから、頑張ってきた自分を許しましょう。



そう!  頑張って一年いい子で過ごしてきたので、サンタクロースからサプライズなプレゼントをいただきました。






石膏像です((笑)


車の助手席に乗せて、シートベルトして連れ帰りました。





普通は美術室とか、公民館とかにある感じのもの。

しかもけっこう大きい!





お仕事先の専門学校様で不要になったとのことで、欲しい人~ という声があり、もちろん、当然でしょ と、名乗りを上げ、2体の内の1体をいただきました。(笑)




普通の家には無いね。

人はこれをガラクタ という(笑)



こんなの入手した私の気持ち、わかるかな~。。。



まだ家族には内緒なんだ。。。。



(笑)



っていうか、ギックリ腰で車から降ろせない・・・



(笑)



そういえば、忘れられない絵があって。


小学生の頃、私の部屋の本棚の脇に分厚い画板が挟まれていて、自分の部屋なのに自分の知らないものがあるって、不思議じゃないですか。

そっと紐をほどいて中を見たら、石膏像のデッサン画が数枚挟まっていました。

家族の(親の)知らない一面を見てしまったような、見てよかったのか、戸惑いながら慌てて閉じたのを覚えています。

巧かった。

のちに、建築系(トンネル工事)に関わりたかったという父が描いたものだと察したのですが、同じく小学生の頃に私の塗り絵をガチで塗ったこともあり、親の衝撃的な影響は計り知れない(笑)


あの頃は大人になったら当然、同じように巧く描けるようになるものだと信じていたのだけど、人生の折り返しも過ぎた頃になって今しみじみとやり残してきたことがやりたくて、そういう50代を生きようと思っているところへ、思いがけずやってきた石膏像。


葉脈のような枝分かれた幸せの一部が、いつも向こうからやってくる。。。







  

コロナ禍の旅

2020年07月18日

今朝の新聞を見ていたら、諏訪、ビーナスライン周辺の美術館・博物館ガイドが一覧になって掲載されていて、北澤美術館のガレの「ドレス姿の猫」のにゃんとも可愛らしい笑顔に惹かれました。

素敵な絵付けを纏ってご機嫌なのでしょうが、こんなにゃんこに見つめられたら思わずこちらもニンマリしてしまう。

紙面でさえこれなのだから、実物に会えたら…  とワクワク。

今夏は「アライバル」の作者 ショーン・タン展も安曇野で開催なので観に行きたいと思っており、諏訪~安曇野でちょっと距離はあるけど、新潟まで往復してきたのを思えば可能かな と。

ただ、どうせ行くなら諏訪か安曇野のどちらかで、今年こそトンボ玉製作体験もしたい。

どうせなら、どうせなら…

溜まってますね(笑)


でも、例年1度はどこかのセミナーに行ったり美術館巡りしたりなのがまだ出来ていない。

幸いにも平日に動き回れる身ですから、各学校様が夏休みになり次第、決行しようと思います。

実はまだ、日本手芸普及協会のトールペイント日本展に向けての製作は手付かずです。

イメージはあるのだけど、このままだとやらずに締め切りが来てしまう。

7月いっぱいは休校の皺寄せでぐちゃぐちゃなスケジュールになってますから、ご褒美兼ねて8月に一旦リセットしようと思います。



  

おうちのお引越し

2020年01月05日

年明けからのおうちlessonが 「おうち」だけど「おうち」ではなくなります。

いつでも道具や絵具や資料が取り出せるので、これまでずっと自宅で続けてきましたが、冬の間暫定的に「よそのおうち」へお引越しします。

新たな場所は、北長池のエムウエーブ東隣、ときわ屋さんです。

こちらの素敵なモデルハウスをお借りします。

lessonの見学OKです。

もちろん、モデルハウスの見学も、どうぞ!!





ご興味のある方は、予めときわ屋さん、またはAZURへメッセージで結構ですのでご予約をお願いします。

多分、春にはまた「いつものおうち」に戻れるのではないかと思いますが。



  

Posted by ~AZUR~ at 21:35Comments(0)カラーJob白磁ペイント

秋の会報届きました

2019年09月20日

日没がすっかり早くなり。夜が長くなってきましたね。

長野はもう朝晩が寒くなりましたが、夏には手抜きにしていたことも、じっくり、ゆっくり過ごせますね。


さて、日本手芸普及協会からHandi Craftsが届きました。

設立50周年記念作品展の様子や別冊で手芸の50年の歩みなども掲載されています。

それと、来年開催の第4回トールペイント日本展の案内も届いていますよ。

今度は行きたい! 来年1月、2月と、バルーチャ先生のオリジナルデザイン講座も開催されます。

またまた盛りだくさんです!






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