【近況ご報告】(来年)作品展&チャリティー販売会開催(予定)のご案内

2024年12月12日

久しぶりの投稿になります。

お陰様で、先月11月上旬に開催されたトールペイント日本展の表彰式に出席してきました。





久しぶりの東京で、人の多さに圧倒されましたが、あの日はパルセイロの試合があった日だそうで、新幹線は満満満満ッ車だったようです。


上京ついでにサントリー美術館で開催されていた『英 一蝶展』にも立ち寄って、都会のブランチを味わってきました。
当日はもちろん、日本手芸普及協会のペイント指導員仲間と一緒にでした。
退職された協会のスタッフの方にも久しぶりに再会できて、とっても充実した一日でした。
こうして他県の先生や仲間といつまでも交流できていることは、心身共にとても心強い活動の支えになっています。


お陰様で秋から体調が回復してきて、11月から1年間の期間限定ですが教室のみを再開しています。
体調が落ち着いている今のうちに作品を描き貯めて、来年秋から冬の頃に小さな作品展を開催しようと、会場の検討に入っています。
同時にチャリティー販売会や演奏会も予定していて、すでに新聞の取材交渉も済んでいます。
会場選定や案内状とか、諸々心強い強力な助っ人がいてくれるので、あとは追加展示の作品を描くだけです(笑)
実はこれまでオーダー品やコンクール作品が主なオリジナルだったので、手元に残っている作品があまり無いんです。

そして、おそらく開催日数は限定的なので、トールペイントの作品ご購入のご希望があれば予めオーダーいただくと確実だと思います。

寒くなって雪がちらつくようになりました。
インドア生活=ペイントライフ。  北欧人か! ってツッコんで。

  


お知らせ 第1弾

2024年10月15日

すっかり秋めいてきましたね。

今服用している薬は温度管理と決められた時間での服用が必要なため、外出時は苦労していますが、外気温の低下によって、薬の持ち歩きも可能になるので、これからしばらく外出が楽になります。

日本手芸普及協会の第6回トールペイント日本展で賞をいただいたので、久しぶりに表彰式に上京しようと思って、いま予定を組んでいます。

コロナもありましたが、「行ける気がしない」という体調が長く続いていたので、新幹線で出掛けようと思えることが嬉しくもあります。

東京、何年ぶりだろう・・・という感じですが、なんだかそんなに間が空いている気がしないのが不思議です。

トールペイントや色彩でのセミナーに毎年のように通って、様々なセミナーに参加してきた記憶が蘇ります。

でも学校を退職してからもう3年くらい過ぎた気がするのに、2月まで通った病院の記憶は一昨日のことのよう。

細胞って正直だな とあらためて思います。



さて、お知らせ。

今回でトールペイント日本展の受賞はお陰様で連続4回目となります。



第6回トールペイント日本展 佳作 



この団体での受賞とか自分には手の届かない無縁の世界だろうと思っていたのだけど、なんだかんだよく頑張った。

そして来年がペイント暦25周年にあたります。

もうこれは作品展をやるしかないですよ(*^-^*)


ということで、来年、何月かはまだ未定ですが、作品展を開催予定です!

今回の凱旋作品展でもありますが、新たな作品を制作しようと思っています。



「全然描く気がしない」と思っていた昨年は、恒例のペイント年賀状もストップしてしまいましたが、これも制作します!

好きなことをする気が起きないというのは、体調異変の証だなとつくづく感じた一年を過ごしましたが、今のうちにやらなければと思い、過ごしています。

ということでの「お知らせ第2弾」も近日中に公開します。



  


Posted by ~AZUR~ at 10:26Comments(0)オリジナル作品

受賞のご報告です

2024年10月09日

この夏は、トールの作品制作とともに、糸魚川ジオパーク巡りや大町市で開催中の北アルプス国際芸術祭の作品制作ボランティアに参加して、月を増すごとにようやく体力の回復を実感できるようになってきました。

そんな中での作品制作は、まだまだ集中力に欠けて、これまでの繊細な作業はかなり雑で終わりました。

それでも気に入ったテーマの作品にすることができたと思います。

長野市内の額縁のタカハシさんで特注額を誂えて、第6回トールペイント日本展に応募しましたが、描き始める春までは「今回の出品は無理かも・・・」と思っていたので、完成に至ったのは嬉しいことです。

1次審査はよほどのことがなければ通過すると想定していたので、額縁のタカハシさんから梱包用の段ボール箱をいただく交渉をしていてよかったです。

そこそこ大きな梱包になるので、発送の際に郵便局の窓口で高額な絵画かと思われて「保険かけますか?」と言われました。でも、「自分で描いたので・・・」というだけで鎮火するのはちょっと寂しかったですが(笑)


さて、無事に審査料も振り込み、作品の発送も済ませて結果を待っていましたが、今回は「佳作」をいただきました。

賞状止まりなのは残念ですが、今までの状況で描きあがっただけでも自分を褒めようと思います。

11月に表彰式があるので、久しぶりに上京しようと思っています。

これで最後になるかな。

まだまだ描きたいので優先事項を見極め、残念ですが大学は中退にして、原点に戻って趣味的なペイントに絞ろうかとも考えています。



■■ 第6回トールペイント日本展 ■■

日時:11月1日(金)~3日(日)10:00~17:00(最終日は15:00まで)
会場:ヴォーグビル2階
    東京都中野区弥生町5-6-11 ヴォーグビル

カリキュラム作品の展示や、クラフト販売ブースなどにぎやかに展示されます。




《静ーおだまき偲ぶ》 一部


前回までは芥川龍之介の『蜘蛛の糸』を描いた作品でしたが、今回は静御前が詠んだオダマキにちなんだ作品です。

  


Posted by ~AZUR~ at 11:31Comments(0)オリジナル作品

ボンボニエールのご報告

2023年03月21日

公益財団法人 日本手芸普及協会のペイント部門が設立20周年を迎えました。

ガラスの小箱にペイントした作品でお祝いイベントに生徒さんと参加したのですが、3月の会報と協会のホームページの方で作品をご覧いただけます。


教室として参加した作品が少なかったのはコロナの影響もまだあるのでしょうか。




今回の会報にはテキストやカリキュラム作品の著作権上の取り扱いに関しても掲載していただいています。

「協会の定める取扱いに対して著しく反する行為があったと本部が判断した場合、会員資格を停止することもある」 とのお達しです。

ご自身のためと生徒さんのためにも、くれぐれもご注意ください。



今年度、大学の履修で知的財産権(著作権)のレポートを提出し、今日採点がなされました。

春の特別受講に続き、【S】評価をいただきました。

昨年度は、どうやって着手したものか・・・と試案しましたが、面白さにハマっています。

トールペイントは模写を行うクラフトですから、ペイントテクニックのみならず、活動上必須の知識を生徒さんにお伝えすることも指導員の役割なのです。




現在、隔週開催の水曜レッスンのみ行っております。

ご興味のある方は、メッセージからお問合せください。

今月は明日のレッスンが最終になります。





  


ボンボニエール

2022年12月10日

日本手芸普及協会ペイント部門設立20周年記念のボンボニエール制作が終了しました。

生徒さんの作品とともに、受付指定日に間に合うように発送します。

今回の作品は初の誌上作品展とともに、協会のホームページ、またはInstagramのいずれかにて掲載していただけるそうなので、私はInstagramに掲載希望しました。

プロカメラマンに撮影していただくと、どんな風に見えるのかが楽しみです。


制作にあたっては 「ボンボニエールとは?」 からスタートしました。

図書館から素敵な本を見つけたのでご紹介します。

『皇室のボンボニエール』扇子 忠監修 阿部出版株式会社発行 2009年5月10日初版第1刷発行


Amazonで増補新版も出ています。

これまでの人生ではご縁の無い「ボンボニエール」という言葉と指定のガラス容器まで、なかなか悩ましいお題でありましたが、生徒さんとともに正解のない絵付けを楽しんで制作しました。

ご覧いただける機会がやって来ましたら、またご案内いたします。



今回の指定素材は焼成可能な素材だったことを後になり知りました。

たぶん、キルンアートの方から購入できると思います。

来年は白磁もまた少しやりたいと思っていますので、ご興味のある方はメッセージからどうぞお問合せをお待ちしております。


  


第5回トールペイント日本展 受賞報告

2022年10月03日

コロナ禍になって2回目のトールペイント日本展ですねー。

先日、グランプリほか審査員賞の速報が出ましたが、各社協賛賞と佳作の発表は個別封書での発表になっていました。

先週金曜に「発送しました」と発表されたのですが、郵便局のお仕事がゆっくりになったので、本日月曜に届きました。

ドキドキしながら開封。

『入賞のお知らせ』  となっているものの、?????なお便りだったのですが、最後に『日本紐釦貿易賞』と記載されていました。

手芸用品の会社のようですね。

今回は仕事と重なってしまい授賞式には出席できませんが、商品が届くのを楽しみに待つことにします。





大学で様々な芸術作品を学び、今年はオンライン講座で金箔を貼る体験をしたので、是非作品に活かしたいと取り入れました。

そして作品タイトルは《Lotus  ー蜘蛛の糸ー》

今回が3作目になるLotusシリーズですが、芥川龍之介の「ある日のことでございます・・・」で始まる 『蜘蛛の糸』 の一場面を描きました。

前回、前々回もお盆休みの数日間で完成させた作品ですが、今回もそうです。

毎回思うのですが、次の日本展までに2年あるので、たまには根詰めて、凝らした作品を余裕持って描き上げたいですよね~。

2年もあったら、できるはずなのですが、そうならないのはきっと、内容を温めている期間が長いからですね。


日本展に向けて集中するために今年は学びが遅れていますが、10月になって秋期が始まったので、次の作品のアイデアを得て挽回すべくがんばります。
  

Posted by ~AZUR~ at 19:37Comments(0)オリジナル作品

第5回トールペイント日本展 一次選考通過

2022年09月08日

8月に描き上げて応募した作品が一次審査を通過しました。

今回の応募数はA部門(オリジナル作品)103点、B部門(アレンジ作品)42点、C部門(白磁ペイント作品)9点、D部門(ジュニア作品)9点で、応募総数163点でした。

白磁ペイントが少ないですね。

ちなみに前回の第4回トールペイント日本展の1次応募数はA部門(オリジナルデザインによる作品)が116点でした。

その他B部門(既存のデザインによる作品など)は38点、白磁ペイント部門に12点、ジュニア部門に14点。

今回はAからB部門の応募へ入れ替えた方がいたのでしょうか?



白磁は素材や絵の具が特殊であることや、焼成環境を備えている教室が近くにあるか・・・ということも影響するかもしれませんが、白木素材と同様にトールペイントのひとつの素材として楽しめます。

ウッドショックで白木が高騰、そしてコロナ禍やロシア・ウクライナ紛争の影響が輸入の絵の具や筆の入手に大きく影響している昨今、白磁ペイントは素材も絵の具も完全国内生産ですので、安定して入手可能ですし、ペイント・焼成した作品を飾るだけではなく、日常使いに楽しめて、よりご自身のペイントライフを身近なものにすることができます。

「次の日本展まで2年もあるから・・・」

いつもそう思うのですが、私はなぜかいつもギリギリの8月に制作なってしまいます。

とはいえ、今回はちょっと「次回は白磁もやってみようかな」という気持ちも芽生えています。

AZURには焼成の電気炉がありますので、白磁ペイントを楽しんでいただけます。

第6回への出品を目指してみてはいかがでしょうか。

ただ、残念ながら現在自宅におけるおうちlessonは行っておりません。

別会場でのおたのしみレッスンは絵の具の入荷が安定しないことと、絵の具を共有するため中止しております。

絵の具を完全個人所有でレッスンにご参加いただける方のみ実施しております。

絵の具代の高騰も徐々にでておりますが、絵の具を購入される場合について、次回ご案内いたします。



画像は第4回トールペイント日本展の協賛社賞受賞作品 《LOTUS ー糸ー》



2次審査は現物審査になりますが、受付がたった1日!
日付指定での発送を確実に行わないと、ただ送っただけになってしまうので要注意です。

  


白磁にペイント

2022年09月02日

15年以上前に日本手芸普及協会からペイント部門向けに始まった白磁ペイントというものがあります。

もっと遡ると、ポーセラーツというクラフトが日本ヴォーグ社であります。

ポーセラーツは絵柄をコラージュして白磁に焼成するのですが、その中の一部、絵の具を用いた絵付けのテクニックを白磁ペイントとして日本手芸普及協会のペイント部門に案内があったのです。

白木や布もいいけど、日常使いできる食器へのペイントはいかがでしょうか? そういう素材もありますよ。。。というもの。

AZURはその白磁ペイントアソシエイツメンバーに登録しています。

先日、いつものように白磁カタログが届いたのですが、ふと、「あれ?どんな立場になっているのかしら?」と気になって、日本手芸普及協会とキルンアートへ問い合わせをしました。

年会費、払っていたんですって!! (引き落としで)

そうだったんだ!  という驚きとともに、これは使わなければいけない と思いなおして、絵の具の買い替えなどを検討中です。

AZURには絵付け用の焼成炉があるのです!

白磁ペイントはトールペイントのテクニックで白磁に絵付けできるのですが、ポーセラーツのように絵柄の転写紙はあまり使えません。

でもその分、根っから描くのが好きな方にご利用いただけます。 (無地系転写紙はご利用いただけます)

アクリル絵の具とは違った面白さを味わってみてはいかがでしょうか?

トールペイント日本展関連が一段落したら、久々に体験会などやってみようかな? 
















白磁ペイント関連だけでも、たくさんの過去の画像がありました。

やったね~、それぞれに思い出があるな~。

  


第5回トールペイント日本展 受付開始です

2022年08月24日

いよいよ23日から出品の受付が始まりました。
準備万端でしょうか。

AZURは23日のうちに郵送の予定でしたが、1日遅れての投函になりました。

日中の日差しで自然な色になるよう配慮しながらの撮影ですが、このとき作品の背景は極力白にしましょう。

私は写真屋さんで2Lサイズでプリントしていただき、応募用紙にはりつけます。

同時に審査料の振り込みもお忘れなくね。


本日のレッスンでは生徒さんとEnjoy作品に取りかかります。

  

Posted by ~AZUR~ at 00:44Comments(0)オリジナル作品

20周年イベント『お祝いのボンボニエール』開催!

2022年08月21日

日本手芸普及協会のペイント部門が設立されて、なんともう来年が20周年となり、『お祝いのボンボニエール』が企画されています。



ついこの間、5周年記念イベントや10周年・・・なんてやったでしょ と思っていたのですが、時の経つのは早いものです。

5周年記念が『花・花・花』だったかしら?

そうです!

このblogの2008年9月とか10月頃に、その5周年記念イベント『花・花・花』への出品作を生徒さん方と制作していた記録が残っています。

あの頃はイベント作品に参加するのが精いっぱいでしたが、振り返ればいろんなことがありましたね。

コロナ禍で皆さんが集まってのレッスンもままなりませんが、節目の記念作品はまたなにかお題を頂戴するかと思うとちょっと楽しみです。

手元に残るオリジナル作品があまり無いのですが、こうした作品展に出品した作品は手放すことなく残っています。

そんな作品が少しずつ増えています。



ところで今回、トールペイント日本展への出品作を描き終わってふと思ったのですが、過去作と並べてみて一貫して 「あ、これAZURさんとこの作品だね」 と気づいていただけるかしら?

『私らしさ』 はあるのかしら?

そんなことを思ってみました。





日本手芸普及協会のペイント部門は20周年を迎えますが、日本手芸普及協会はもう53年・・・

手習いから始まり、生涯学習へと発展してきました。

ペイントによるリメイクはSDGsにもつながります。

『絵心が無いから・・・』 とよく言われますが、図案があり、指示書画あるので絵心が無くても絵付けができる気軽なクラフトから始めてみませんか?

ご興味のある方はメッセージをいただけばご案内差し上げます。